8月ももう終わりですが、皆さんは、夏休み楽しく過ごせたでしょうか?
私は、この8月は鍼の勉強に明け暮れていました。
さて、その鍼の話ですが、円皮鍼という、貼り付けて使う鍼があります。先日、この鍼のおもしろい使い方がないかな~と、考えていたところ、たまたま、草むらで蚊に刺され、手のひらがはれてしまいました。それよりも何よりも、あの痒みは強烈ですね。そうだ、ちょっとあの円皮鍼を、蚊に刺された場所に貼り付けてみたら、痒みが止まるかな?と考え、早速実行に移しました。やってみると、大成功!全然痒みを感じないのです。でも、まだ半信半疑のため、翌日、今度は、ちょうど蚊に刺された、一緒に働いている看護師さんにもやってもらいました。結果は、これも有効!どうやら、痒みに効きそうです。痛みの閾値を上げて、痛みを和らげる效果のある鍼なので、痛みの仲間の痒みにも効果があるようです。でも、専門的には、痒みを伝える神経と、痛みを伝える神経は、違うものとされています。
ネットで調べてみると、痒いところにお灸をするのは、でていましたが、この円皮鍼を使う方法は、まだだれもやっていないようです。どうやら、始めての報告かな?
お灸よりも簡単にできるので、この手は使えそうです。
やっぱり、鍼は不思議な道具ですね。。。。
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