今日、とても興味深い患者さんがきました。初めは、あまたが痛くて、少し寒気がし、体がだるい、熱が少しある、脈などの所見から、風邪と考えたのですが、ふと足をみると、「太衝」という親趾のところの穴が赤くなり、蚊に刺されたような跡があるのです。良く話を聞いてみると、その蚊に刺された後、症状がでてきたとのこと。念のため、この「太衝」の炎症を抑える穴にマグネット治療を数分行ったところ、症状がすぐに改善してきました。ものの本には、このような現象のことも書いてはあるのですが、、、、症状は蚊に刺された経絡による症状だったようです。
これと似たことは先日もあり、予防注射を経絡上に打たれて、種々の症状を訴えて来られた患者さんがいました。こんなこともあるので、当院では、看護婦さんに経絡の勉強も少ししてもらおうかな?と考えています。経絡のことまで考えて、注射するクリニックなんて、冷静に考えてみたら、変なクリニックですね(苦笑)。
著者について