カテゴリーアーカイブ 東洋医学・鍼灸

玄晏堂鍼灸治療院

こんにちは
ゆずるクリニックの付属鍼灸院がFacebookページとTwitterを始めました。
環境を整えている途中で未熟ではありますが、ゆずるクリニックの患者様にもお知らせさせていただきます。
お知り合いで鍼灸院の治療をご希望されている方がいらっしゃいましたら、お伝えいただけたら幸いです。

中宿玄晏堂ブログ:http://www.genandou.com/blog/

Facebookページ:@nakajyuku.genandou

Twitter : @genandou

 

 

 

冷たい物に注意して下さい。

毎日暑い日が続きます。特に湿度が辛いですね。

こう暑いと,どうしても冷たい物に手が伸びますが,食べたり,飲んだりする前に,自分の掌でお腹を触って診て下さい。掌がお腹で温かく感じたら,もう冷えているので,冷たい物は必要ありません。

冷やしすぎると,食欲低下,夏バテ,熱中症になりやすい,胃の痛みなどが出てきます。あまり酷いようなら,「例の軟膏」をおへその穴に塗ってみて下さい。立ち所に症状が改善します。

「例の軟膏」は,当院にいらした方でないと何のことだか,わからないと思います。

ご興味のある方は,クリニックにお立ち寄り下さい。

症状の成り立ち

西洋医学的には疾患は,一つの独立した疾患単位として考えられがちですが,日々患者さんを診察していると,実はそんなことはなく,病気はちょうど,ミルフィーユのように,原因が何層にも渡って重なり,ついに出てきた症状,というような感じになります。日頃,水面下に隠れて発症準備万端の状況に,例えば,夜の飲み会などで,暴飲暴食などにより消化管に負荷がかかると,その病気の発症限界を超えて,症状が出現してきます。症状そのものは,どちらかと言えば,悪者というより,体のアラームサインと考えれば,それ以降の更なる重症の病気の進展を防ぐ事ができます。体の負荷がかかりすぎている場合には,通常,左の肘を曲げてできる皺の外端の曲池という穴に押圧が出現します。ぜひ,セルフチェックに使って頂いて,ここを押して痛みが出るようなら,取りあえずは,飲食に少し注意をしてみてください。

眼から膝関節痛

最近,眼の問題に由来した膝関節痛の方が多いようです。パソコンやスマホなど,眼を酷使した後には,遠くを見て,眼を少し休めて下さい。眼の打撲の既往でも同様の症状が現れる事があります。
このタイプの膝関節痛には,通常の痛み止めはあまり効果がありません。若しくは,すぐに症状がぶり返します。当院で行っている長野式鍼灸治療で症状を改善することができます。なかなか治らない膝関節痛でお困りの方は,一度ご相談ください。

 

経穴鎮静法を応用した鼻からの上部内視鏡検査

当院では現在,経穴鎮静法を応用した鼻からの上部内視鏡検査を実施しています。

これにより必要最低限の投薬(鼻腔内麻酔は行います)で,より安全に内視鏡を行う事ができます。

また鍼は使わず特殊な経穴への刺激を行うため,内視鏡の全処置は患者さんにご負担が出来るだけかからないよう努めています。
(当院では併設の小川玄晏堂鍼灸院スタッフが常駐しており,この他様々な治療に鍼灸を取り入れています)

脳卒中後や脊髄損傷,脳性麻痺に対する頭皮鍼治療

先日の連休に,頭皮鍼の講習会にクリニックのスタッフ5人と参加してきました。以前より,少し長野式鍼灸治療に加えて,頭皮鍼治療も併用していましたが,今回スタッフにも習得してもらい,もう少し,患者さんに対応できるようにしました。この頭皮鍼治療では,刺鍼後,「導引」というリハビリも同時に行って頂く必要があるのですが,比較的早めに効果が現れ,とても有効な治療法だと考えています。適応のありそうな方には,玄晏堂での治療も併用して頂きながら,治療を進めたいと考えています。

附属鍼灸院開設予定!!!

クリニック附属鍼灸院を,小平市小川西町の中宿商店街(最寄り駅:西武国分寺線小川駅,歩いて6分ぐらいの所,小平市小川西町3-18-15パレスヴィンテージ2F,電話042-313-5608)で,10月21日より開院いたします。
なお,10月20日午後1時〜4時ぐらいまで,簡単ですが内覧会を開催致します。

クリニックでも引き続き鍼灸治療を行いますが,時間が限られており,充分な治療ができないため,更に治療が必要な方は,附属鍼灸院をご案内致します。クリニックとタイアップして,鍼灸治療を進めたいと考えています。

しゃっくり

最近さぼりぎみだった、地震後、ブログを書く元気がでてきたので、久々の更新です。
今日、自宅で仕事をしていたら突然「しゃっくり」が止らなくなり、どうしてやろうかと、考えていたのです。通常はこういう時には、胃を暖めてあげればよいので、大建中湯や安中散などの暖める漢方を飲みますが、それではつまらないので、何か他にできることはないかと、、、、ふと考えついたのが、お灸です。暖めればよいので、お灸が1番と考え、、、さてどこにお灸しようかと思案し、「足三里」を選んで、お灸したところ、ばっちり1回のお灸でひゃっくりが止りました。
「足三里」は膝下の上の方で外側にあります。しゃっくりは、原因がいろいろありますが、比較的軽症のものは、だいたいが、胃の冷えに伴うものです。その他にも、いくつか効果的な経穴がありますが、足三里は胃経の経穴の一つで、消化管にも働きかける穴なので、比較的使いやすいと思います。皆さんも、しゃっくりで困ったときに、使ってみてください。

鍼灸治療の時間帯が増えます!

鍼灸治療の日程追加のお知らせ
平成23年1月より、石井鍼灸師の担当時間が
毎週土曜日の8:30~12:30も追加になります。
診察により鍼灸治療を併用する場合のご予約は
代表電話または受付窓口にて承っております。
よろしくお願いいたします。

膀胱炎の痛み

私は、女ではないので、その症状のつらさが想像できませんが、よく女性がなる膀胱炎の痛みが強い場合には大変そうです。なにかよい手はないかなと、探していましたが、先日、試して患者さんにやってみた方法でかなり痛みがよくなったので、ご紹介します。どちらの足でもよいのですが、足の小指の「至陰(BL67)」「通谷(BL66)」という穴(つぼ)を思いっきり押してみてください。一番弱いお灸(せんねん灸)をやってもよいです。ここを刺激すると、すぐに膀胱炎の痛みが治まります。膀胱炎になってしまった方は、試して見てください。速効です!